2014年8月3日日曜日

フィルムカメラを手に入れよう(その5)

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Konica C35 EF + FUJICOLOR C200
フィルムカメラを手に入れる方法、今回で最終回となります。
最後は禁断のジャンク品。
ジャンク=ガラクタというわけではありません。
よーーく探せばお宝が眠っているのです。
この記事のトップ画像は某ハードオフの棚で見つけて100円で買ったカメラですが、ちょっと手をかけてやればちゃんと写ります。
個人的にチェックしているポイントなどいくつか。

とりあえずシャッターが切れることを確認する

まずはシャッターが切れないと始まらないので…。
意外と多いのですよ、シャッター不動とか音だけするけど切れてないとか。
当然、巻上げ機構も動くかチェックです。
これが動かない個体も多いです。
シャッター速度はあまり気にしてないです(わからないし)。
ジャンクに多くを期待してはいけません。

レンズもチェック

シャッターが切れればとりあえず写真は撮れますが、気になるのはレンズの状態ですね。
これもあくまで目視レベルですが、目立つ傷とかカビがあるのは避けたほうが無難です。
ちょっとしたキズ・カビ・クモリなら、ソフトフォーカスっぽく写るのでそれはそれで味になるかも。
ジャンクに多くを期待してはいけないのです。

バッテリー室もチェック

バッテリー室を開けられそうなら開けてみましょう。
コインなどを使えば簡単に開きます。
バッテリー室が液漏れでカピカピになってるものは避けたほうが無難です。
頑張れば通電するかもしれませんが、可能性は低いと思います。
バッテリーを使用しないセレン式露出計を搭載している場合は、光に当ててみて動くかどうかもチェックしておきたいですね。

ザックリとこんな感じでしょうか。
手に入れたジャンクはキレイにクリーニングし、レンズを拭き、必要であればモルトを貼り替えてみましょう。
いい感じに仕上がったら早速試写へ。
楽しみな瞬間でもありますね。
ガラクタ置き場の片隅で生命を終えるはずだったカメラに、もう一度生命を吹き込むことができるかもしれない…。
ジャンクカメラにはそんな楽しみ方もあるのです。
もちろん自己責任の世界ですけどね。

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